今回は9月の中旬に行われた現代美術巨匠黒田アキ氏による「COSMOGARDEN」に参加させて頂いたことを書きたいと思います。
ー黒田アキ氏の紹介ー
京都府京都市出身、1970年にパリに渡り、以降ヨーロッパを中心に活動している。
彼の作品には、ギリシャ神話にまつわる迷宮・ラビリントスの半人半牛のミノタウロスが象徴的に描かれており、アリアドネの糸が空間を走る。またカリアチードのシルエットでも有名である。キャンパスがパサージュとしての存在を放つ、極めて独創的な作品制作を続けている。
1992年から現在まで「COSMOGARDEN」(コスモガーデン)と呼ばれる、流動的、「異種混合的」なトータルアート・スペクタクルの活動を続けている。 モリユウギャラリー(京都)やマーグギャラリー(パリ)での個展を中心に国内外で活動。
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僕は2011年に彼とお逢いし、2週間か3週間に一回顔を合わせるような感じでした。
それから、2015年に彼が「COSMOGARDEN」を主催する際に声をかけて頂き、初の共演。
今回が2回目の共演になりました。
出演者には、わさび(女形)、三味線や尺八を演奏するフランス人、浴衣姿で鍵盤ハーモニカを演奏する子供達、コンテンポラリーダンサーのフランス人4名、生け花をする人、こちらで演劇活動を行なっている看護婦の格好をした3名など、僕以外にもこの会場を色鮮やかにするアーティストが揃い、異種で花に富んだ素晴らしい会場となりました。
19時半から始まり、20時半までは各自持ち場を移動しながら、披露をし、20時半からスペクタクル会場へ。
紫と青のライトに照らされてた大型水槽の中をピンクの人魚が泳ぎ、その前に黒田アキ氏がいるという幻想的な空間の中、三味線と小太鼓の演奏が始まり、黒田アキ氏が舞台から出たところで、僕が入り、ダンスをし、その後、僕がはけ、鍵盤ハーモニカが入り、そして最後にわさびが「川の流れのように」を披露。
歌謡曲をフランス語で歌うという、なんともすごいことをやってるなぁと感動しました。
ほんの30分程度のスペクタクルが終わり、また会場内で各アーティストがそれぞれ披露。22時に招待客が全員帰り、無事に成功しました。
お客様方が喜んで帰られているのを横目に、自分達も会場に用意されていたシャンパンで打ち上げ開始。
カメラマンの皆さんとも話が弾み、その写真ができるのを待っているところです。
できれば是非載せたいと思います。
今年はフランスと日本の友好関係が120年を迎えたということで、パリでは最近いろんなイベントがあっています。今回はその中の一環としてイベントが行われたということで、黒田アキ氏はフランスの皇太子ともお話をなされたそうです。
日本を代表するアーティストの方々と接することができて、黒田アキ氏には本当に感謝ですし、刺激的な良い体験となりました。
もっと自分のダンスをよくしていき、もっと感動させることができるダンスにしていきたいと思います。
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