今日1つ目の会社とお金の件で揉めてきました。
Karl Kan Wungという大御所のダンサーなのですが、約3ヶ月以上僕の給料を払ってくれていなかったので電話でとりあえず抗議することになりました。
給料を支払っていないのでJuste Debout Schoolと同じことをしているとKarlに話すと
急に怒り始め、「給料未払いを何年も滞納しているし、支払いの兆しを一切見せないBruceと自分は違う。」と言い張ってきました。
正直なところ、給料の支払い遅延はどこでも同じ扱いです。罪です。
ちゃんとしているフランス人は、もちろんたくさんいます。
なので、僕の友達は色々と助けてくれたりしてくれますし、訴えることも教えてくれます。
こちらに住んでいるアメリカ人の友達も同じ被害を受けたそうです。
その件に関しては、弁護士なしで勝てたと言っていました。
会社が給料の明細書を国に申請してから2週間以内に受給者に給料を支払わなければ受給者は訴えることができます。
それは当たり前のことなのです。
でも日常茶飯事Parisのダンスシーンは当たり前のことが欠けています。
ダンスシーンの大御所だからと言って簡単に外国人ダンサーを使い金儲けすることを考えている人は多いです。
話は戻りますが、彼が言ったことに対して逆ギレをした僕は「考えなさい!1年支払わなかろうが、3ヶ月支払わなかろうが、やっていることは同じだ!電話をしても、電話をかけ返してこない。メールをしてもメールの返事もない。それのどこに正しさがあるのか、それをしている自分を全く省みない。そんな人とは2度と働きたくない。」と、、、
今まで大御所のダンサーだからとペコペコしてた自分が悪かったなと感じました。
悪いことを悪いと言えていなかったというよりも、ダンスの仕事がなくなるのが正直怖かったです。
逆ギレをしてからというものKarlは話す態度が変わり、とりあえずお金を来週までに払うことと今後自分をBruceと同じだとは言わないでくれと言って来ましたが、今後僕みたいな海外ダンサーの若い人たちに同じことを繰り返すのではないか正直なところ、すごく心配です。
なので、海外ダンス情報の1つとしてここに記載させていただきます。
VISAが大切な海外ダンサーに無給の仕事を与え、自分たち大御所はお金をもらう。
なんて最低なのでしょうか。
今はダンス界にいるのがだんだん嫌になってきているのも気持ちの中にはあります。
でも、ダンスは本当に好きなことなので続けて行きたいとは思っていますし、自分のダンスを好きだと言ってくれるダンサーたちには本当に感謝ですし、彼らのためにももっとがんばらなきゃなと感じます。
日本から夢を抱いてフランスに来て、フランスの大御所ダンサーからこうも裏切られるのは本当に辛いですね。
でも、これだけ辛いことを4年も我慢したので新しいToulouseでの生活は楽しいものになっていくと思います。
9月まではParisにいる予定です。
今回も読んでいただきありがとうございました。
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